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ゴールドとプラチナはどちらが上? 価格変動のタイミングと売り時を解説

「ゴールドとプラチナのどっちが上なの?」
「ジュエリーや装飾品を高く売りたい!」
「ゴールドとプラチナが値動きするタイミングは?」

このような悩みはありませんか。ゴールドとプラチナどちらの価値が高いのか知りたいのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、ゴールドとプラチナのどっちが高価なのかや、需要が変動する要素について紹介しています。

この記事を読んで、ゴールドやプラチナを売りたいと思った方は買取業者にご相談ください。

目次

ゴールドの特徴

ゴールドが採掘されたのは、紀元前1000年ごろの古代エジプト王国が初めてだといわれています。王であるファラオたちは、ゴールドを燭台や杯にして権力の象徴や太陽の象徴として崇めていました。

ゴールドは、世界共通の装飾品や資産として古くから認知されています。プラチナと比べると、工業用の金属ではないため工業需要に左右されにくい特徴があります。

プラチナの特徴

プラチナは、レアメタルと呼ばれる希少価値が高い貴金属です。実際にゴールドよりも採掘量が少なく年間生産量は200tほどで、ゴールドの年間生産量3,000tと比べると希少価値の高さが分かります。

地球上にある総重量をみても、プラチナは1万6,000t程度、ゴールドは約20万tと大きな差があります。プラチナはジュエリーの素材としても人気があり、日本ではプラチナ消費量が婚約指輪は92%、結婚指輪は82%と日本人女性に愛用されているのも特徴です。

ゴールドとプラチナのどっちがいいの?

「ゴールドとプラチナのどっちがいいの?」の疑問に対しては、求める価値によって回答が異なります。ゴールドとプラチナ、どちらを選ぶべきか悩んでいる方に向けて、選ぶ基準について解説します。

資産価値を重視するならゴールド

安定した資産価値を得たいなら、ゴールドが適しています。なぜならゴールドは、古くから各国で需要がある貴金属であり、世界共通の貴金属として人気があるからです。

例えば、高級ジュエリーやアクセサリーを必要なタイミングで換金したり、投資するための資産として保管できたりと需要が高い傾向にあります。ショッピングで見掛ける婚約指輪や、アクセサリーなど世界で人気のある金属のため、安定した資産運用に向いています。

希少価値ならプラチナ

プラチナは、希少価値が高い金属といえます。なぜなら原石から取れる割合が僅かなうえに、採掘できる国が限られているからです。

実際に約1トンの原石から産出されるプラチナ量は、わずか約3gといわれているくらい希少です。さらに、生産地域が限定的であり年間生産量は、南アフリカ共和国が7割以上を占めています。

プラチナは採掘できる国が少なく、国際情勢により需要の変化が起きやすいのが特徴です。また、後述しますが工業用品や自動車部品の工業需要に対しても、値動きしやすい貴金属でもあります。

ゴールドの需要が変動する要因


ゴールドの需要が変動する要因は以下のとおりです。特に経済状況の変化によって、プラチナの値段を上回る場合があります。

●経済・金融市場の変化
●需要と供給のバランスの変化
●地政学リスク

ゴールドの需要が変動する3つの要因について詳しくみていきましょう。

経済・金融市場の変化

経済や金融市場の変化に連動して、ゴールドの価値は上下に変動します。特に、経済的な不安が世界規模で拡大するタイミングで、安定資産を保有する動きが活発になると価値が上がる傾向にあります。

実際に、世界でコロナウィルスが蔓延していた時期は、ゴールドの価値が大きく変動しました。つまりゴールドが高く売却できる時期は、経済・金融市場の不安が高まるときといえるでしょう。

需要と供給のバランスの変化

ゴールドに限らず物販でも、希少価値が上がるほど価格は高騰します。

●価値が上がる:需要が増加して供給が減る
●価値が下がる:需要が減って供給が増える

例えば、資産家がゴールドを保有する動きが増えるほど、需要が増して供給が減少します。埋蔵量は、プラチナよりも多いといえど、無限に手に入るわけではありません。

昨今では、国際情勢が不安定なのもあり、ゴールドの供給は益々減少していくと考えられています。

地政学リスク

地政学リスクの影響から需要が変動する可能性があります。地政学リスクとは、特定の国において政治的・経済的な不安定や対立によって生じるリスクです。具体例を挙げると、以下の要因が地政学リスクに含まれています。
●戦争、内戦
●国際関係の緊張状態
●テロリズム
●自然災害
実際にSBI証券の情報には、ガザ紛争からゴールドの価格が変動したと記載されていました。

2023年10月のイスラエルとハマスの対立による「ガザ紛争」勃発後、金価格は上昇し、その後上げ幅を拡大した。この間2つの要素が金価格を押し上げたことが分かる。1つは地政学的リスクを背景とする安全資産需要の高まりで、もう1つが2000年以降担保されてきた実質金利の低下によるものである

引用:SBI証券

地政学リスクから世界情勢が変わるとゴールドの価値は、上がり下がりしているのです。

プラチナの需要が変動する要因


プラチナの需要が動く要因には以下項目があります。特に、車の製造における工業需要の変化に合わせて変動します。

●経済状況の変化
●工業需要の変化
●パラジウムの代替

プラチナの需要が変動する3つの主な要因についてみていきましょう。

経済状況の変化

プラチナの価値は、原石が採掘できる国の経済状況によって変化を予測可能です。前述のとおり、プラチナの70%は南アフリカ共和国、ロシアが12%など、一部の国からプラチナが採掘されています。

地政学リスクによって、これらの国と国際関係の緊張が続くと、輸出に規制がかかります。財政や採掘量の変化から値動きする場合もあるでしょう。そしてプラチナの供給量が減少するほど、価値は上がります。

工業需要の変化

プラチナの価値は、経済状況以外にも工業需要の変化にも影響されます。その原因は、自動車産業の工業需要の変化にあります。

2020年の事例では、プラチナを用いたディーゼル車の普及により、2019年の水準を上回るほどに値上がりしました。


引用:なんぼや【2020年版プラチナ相場の価格推移】

上記の表で分かるように、各産業の動きから需要が変化するケースがあるのです。

パラジウムの代替

産業需要の変化と類似しますが、自動車産業の動きしだいで需要が変わります。なぜなら、自動車製造業において貴金属のパラジウムの代替に、プラチナが用いられているからです。排気ガスを浄化するものとして、安価なパラジウムが用いられていました。

しかし、パラジウムの高騰によりプラチナへの代替が動き始めています。産業需要の変化から、プラチナ需要が高まる場合があり、特に自動車産業の動きは、プラチナの価格に大きな影響を与えます。

【2024年版】ゴールドとプラチナの価値

結局、ゴールドとプラチナのどちらが上なのかという疑問については、現状ではゴールドの方が高いといえます。

実際に、田中金蔵工業の貴金属価格を確認すると2024年7月時点では、店小売価格「ゴールド」13,579円、「プラチナ」5,480円とゴールドの方が高騰しています。

約3倍近い差が出ているため現時点では、ゴールドの装飾品の方が高く売れるでしょう。ただし、世の中の動きにあわせて価格変動するため、タイミングの見極めが大切です。
参照:田中金属工業

ゴールドやプラチナを売るなら大判小判にご相談ください!

今回は、ゴールドとプラチナのどっちが高価なのかや、需要が変動する要素について解説しました。

結論からいうと、ゴールドとプラチナのどちらが上なのかについては、需要の変化によるため断定はできません。ただ2024年7月時点では、ゴールドの方が高値で取引されています。

高く売るタイミングは、経済状況や地政学リスク、供給などを予測して売れるタイミングを見極めましょう。ジュエリーの買取を依頼したい方は、一度大判小判にLINEかメールで気軽にご相談ください。

Q:プラチナとゴールドではどちらが高いですか?
A:現時点では、投資・宝飾品需要が大きいゴールドが、店頭買取価格が高い傾向にあります。

Q:プラチナの価格は今後上がる?
A:世界経済や主要国の動きによって、プラチナの価格は影響されています。現在、注目を集めている再生エネルギーにもプラチナが必要不可欠であり、今後プラチナの需要が上昇する可能性は高いといえるでしょう。

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