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自宅で簡単にできる!金の見分け方を4つ紹介

金 アクセサリー

金は、アクセサリーとしてはもちろん、資産としても人気が高い金属です。
しかし、人気が高いゆえに現在では偽物の金が流通しています。
本記事は、そんな金の見分け方について紹介しています。
簡単にできる金の見分け方を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

偽物の金によく見られる特徴

偽物の金で「金メッキ製品を金と偽って販売されている」ことがよくあります。

金メッキとは、別の金属の表面上に金をコーティングしている処理のことを指しています。

ここでは、金メッキを金として販売する方法としてよくある具体例を紹介していきます。

 

金メッキ製品に金の刻印がされている

金の純度は、「K(カラット)」という単位で表されています。

具体的には純度が18であれば「K18」というような感じです。

一方の金メッキは「GP(ゴールドプレーテッド)」や「GF(ゴールドフィルド)」という単位で表されています。

普通は、金や金メッキに合った純度を刻印されます。

しかし、金メッキ製品に金の純度を刻印して、金製品と偽って販売している偽物があります。

一般的な偽物であれば、重さが全く違うため、持てばすぐに気付くはずです。

しかし、「タングステン」という金の比重とあまり変わらない金属を使われてしまうと、偽物との判別ができず素人では判断が難しくなります

実際、タングステンを使って悪質な偽物を販売していたケースがあります。

 

細かい部分に金メッキ製品を使っている

金の純度を刻印している製品であるにも関わらず、チェーンや留め具に金メッキを使用している偽物があります。

この手口は、ネックレスやブレスレットといったジュエリーによく見られます。

この手口のやっかいなところは、金メッキであることが分かりにくいこと。

目立つ部分は本物の金が使われているため、重さでの判別は難しく、細かい部分にまで目が届きいくいです。

 

金の純度を偽っている

実際の金の純度がK10であるところを、K18と刻印している偽物があります。

この手口は実際に金を使っているため、素人が見破るのは非常に難しいです。重さや見た目に注意しても、分からないでしょう。

使っている金属自体は間違いなく金でのため、一応偽物ではありません。

しかし、購入者を騙しているのは事実です。

純度の偽った金を購入しないためにも、必ず信頼性のある業者を選びましょう。

 

簡単にできる金の見分け方

金 見分け方
自分でもできる簡単な金の見分け方は、主に以下の4つあります。

  • 金の刻印を確認する
  • 磁石を近づける
  • 触ったときの熱感を確認する
  • 金製品の重さを確認する

4つの見分け方を試すことで、自宅にある金製品が本物か偽物かを判断できます。
では、順に説明していきます。

 

金の刻印を確認する

まずは、金製品に刻印があるかどうか確認しましょう。

「K18」のように金の純度を表すK(カラット)が記されていれば、基本的に問題ありません。

刻印の横や上に日本国旗が刻印されている金製品は、ほぼ本物です。

ただし、「K18GP」のように金メッキを表す「GP」という文字が一緒に刻印されているものは金メッキ製品であって、金製品ではないので気を付けましょう。

海外の金製品は、1000分率で表記されている場合もあります。

具体的には、K18であれば750、K14であれば585といった感じです。

また、刻印自体されていない金製品のようなものもあります。

金にある刻印は、いわば証明書みたいのものです。

そんな刻印が金製品にない場合は、偽物だと疑いましょう。

ちなみに、金の延べ棒に関しては、「999.9」や「FINE GOLD」という刻印がされているか確認しましょう。刻印があれば本物である可能性が高いです。

 

磁石を近づける

金は磁性を帯びていない金属のため、磁石を近づけてもくっつきません

磁石にくっついた場合は、所持している製品が金メッキが使われている可能性が高いため、偽物だと推測できます。

自宅でもできる簡単な金の見分け方として優秀ですが、「磁石にくっつかなかったから金だ」と断定しないよう気を付けましょう。

なぜなら、金以外にも、プラチナや銅といった金属も磁石にくっつかないからです。

金製品の偽物としてよく使われている「ニッケル」も、磁石に反応しません。

また、古い金製品であればまれに磁石にくっつくこともあります。

この金の見分け方は、あくまでも1つの判断基準として利用するようにしましょう。

 

触ったときの熱感を確認する

本物の金は、熱伝導率が高い特徴をもっています。

そのため、金を触ると最初は冷たくても、すぐに熱を帯びて暖かくなります。

素人でも分かるくらいには変化があり、金の見分け方の中でも簡単でおすすめです。

他の貴金属と比べることでより明確に分かるため、一度比較しながら試してみましょう。

 

金製品の重さを確認する

金製品と金メッキ製品では、素人でも分かるレベルで重さに違いがあります。
1cmの小さな立方体であっても、金の重さは19.32gもあります。金を持っただけで、金メッキにはないずっしりとした重みを感じられるはずです。

金メッキ製品に、そこまでの重さはありません。

違いをより感じたい場合は、他の金メッキ製品を一緒に持って比較すると違いが分かりやすくなります。

とはいえ、金製品のデザインや大きさによっては全体的な重さが変わります。

そのため、一概にも「重いから本物の金製品だ」とは言い切れません。

一種の判断要素として利用しつつ、他の見分け方を並行して判断しましょう。

 

買取業者に金を見分けてもらうのが確実

先ほど紹介した金の見分け方を使うことで、本物の金かどうかをある程度確認できます。しかし、確実に見極めるのはほぼ不可能です。

所持している金製品が本物かどうかを確実に見分けるために、買取業者に査定してもらうことをおすすめします。

買取業者であれば、プロの目線から金製品を見定めつつ、専用の道具を使用して素人では分からない部分まで確認してくれます。

しかもほとんどの買取業者は無料で査定してくれるため、気軽に依頼できます。

また、買取査定額に納得できれば、そのまま現金に換金することも可能です。

簡単にできる金の見分け方で確認しても分からなかった、または不安な場合は、買取業者に査定してもらいましょう。

 

大判小判のご利用が初めての方へ

 

金製品の査定は実績のある買取業者に

買取業者に金製品の査定を依頼する前に、その買取業者に買取実績があるかどうかを必ず確認しましょう。

金製品を見分けるのは非常に難しく、実績がないと間違えた査定結果を教えられる危険性があります。

悪徳業者であれば、適当に査定して安い査定結果を教えてくるケースも。

そんな買取業者に依頼しないためにも、業者のホームページなどで買取実績があるかどうかを確認することが大切です。

また、利用者の口コミや評判を確認するのも有効的です。

実際の利用者の口コミをは信頼性を確認する要素として最適で、良い口コミが多いほど、信頼性が高いといえます。

ただし、デマを流している口コミもあるため、鵜吞みにしないように注意しましょう。

 

 

 

金の購入時は悪徳業者に気を付けよう

金を購入するうえで、悪質業者に気を付けましょう。

悪徳業者は素人が金について詳しくないことを良いことに、偽物の金メッキ製品を売りつけてきます。

また、「今なら特別に純金を安く販売する」などの甘い言葉で誘惑して、純度を偽って金を販売するケースもあります。

偽物の金製品を購入しないためにも、必ず信頼性の高い業者を利用しつつ、先ほど紹介した金の見分け方を活用しましょう。

 

まとめ

金
今回は、金の見分け方について紹介しました。

金は人気が高い分、様々な手口を使った偽物が流通しています。

そんな金を、本記事で紹介した4つの見分け方を試すことで、自分でも簡単に本物かどうか確認できます。

まずは簡単にできる金の見分け方を試して、確認してみましょう。

より正確に見極めたい場合は、買取業者に査定してもらうことをおすすめします。

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